yak shaving life

遠回りこそが最短の道

東京都現代美術館で GENKYO 横尾忠則 などを観た

この前 The Artists にも行ったのだが、GENKYO はもう規模が桁違いだった。とにかく横尾忠則作品がものすごい数展示されていた。活動期間がとても長い方なので、年代ごとに作風が全然違う。それがうまくカテゴリ分けされていて素晴らしい展示だった。

横尾忠則作品といえば、若い頃のアングラっぽい派手な色と女性が特徴的なポスターだったり、書き込み量が異常に多くて宗教や西洋美術のモチーフが大量に詰め込まれたような難解かつ複雑な絵画なんかは観たことがあったけれども、それ以外にもY字路シリーズとか「タマ、帰っておいで」とかまあ色んな作品があった。量だけはかなりたくさん観た気がするので、少しずつ横尾作品が分かるようになっていきたい。

その後はマーク・マンダースの特別展示を見たり、コレクション展を見たり。マーク・マンダースは初めてじっくり観たけど、どういうコンセプトなのか不思議だ。立体は表現方法が色々ありすぎてカオスで面白い。本人のインタビューとか解説をもうちょっと見たいなあ。コレクション展の方でも色々あって面白かったけど、平田実の写真展示でハイレッドセンターの「首都圏清掃整理促進運動」があり、あっ、本田パピヨン先生の漫画*1で見たやつだ!という進研ゼミ的体験をしたりして楽しかった。

1日でかなり多くの作品が観れて良かった。都現美いいとこみんなで行こう。