yak shaving life

遠回りこそが最短の道

神宮の杜芸術祝祭 と LOUIS VUITTON & に行った

行きました。神宮の杜芸術祝祭明治神宮宝物殿で催されている展示、LOUIS VUITTON &は原宿のjingでやってるエキシビジョン。

まず宝物殿。明治神宮って球場とかがある方しか行ったことがなくて、宝物殿の存在も知らなかった。あとすごく広い公園というか草原?があって、近所の保育園児と思しき子供達が走り回っていた。霊験あらたかなお散歩だな。しかし東京にもこんなに広くて青々とした場所があるんですねえ。

で宝物殿よ。厳かでなかなか格好良い建物。中に入るといくつかの彫刻作品が展示されていた。平櫛田中さんというのは初めて聞く名前だったのだが、どうやら1900年代彫刻界の重鎮のようだ。確かに作品が凄かった。木彫りとは思えない精巧さに思わず舌を巻いた。圧倒的な技術というのは万人を魅了するなあ。

平櫛さん以外は基本的に存命アーティストの作品が展示されていた。宮島達夫名和晃平の作品が見れてよかった。他の方達のことは全然知らなかったので、少しずつ覚えていきたい。須田悦弘さんという方の作品が面白かったなあ。

宝物殿を出て、歩いて原宿駅の方まで行って「LOUIS VUITTON &」へ。

ブランドにあまり興味がないのでルイ・ヴィトンについてもほとんど何も知らなかったのだけど、創業者は元々トランク職人だったらしい。へえー。それから世界中の様々なアーティストとコラボしていてアーティスティックな作品がたくさんある。全然知らんかった。我らが日本からは村上隆草間彌生山本寛斎とか。面白いなー。

ルイ・ヴィトンの歴史というかこれまでの歩みが少しだけ分かった気がした。面白いトランクやバッグもたくさんあったし、アーティストのコラボでは多様なプロダクトがあって格好良かった。ヴィトンに対するイメージが結構変わったかもしれない。

両方ともかなり見応えある展示だったのに、無料。完全無料。宝物殿の方はまあわかるとしても、ヴィトンのこれが無料ってのはだいぶ太っ腹だと思う。面白いので暇な人は行ってみたらいいんじゃないでしょうか。原宿駅すぐそばです。

その後若手アーティストさんの個展にお邪魔して、帰宅。

奥さんに連れられてちょくちょく現代美術を見ているけど、結構楽しい。本当はもっと勉強して知識がついたらもっと面白くなるんだろう。ぼちぼち本でも読んでいきます。

本当は映える写真などを貼り付けた方がブログ的にはいいんだろうけど、僕は写真が苦手なのです…。まあそういうシャレオツな投稿はインスタグラマーの皆さんに任せて僕はダラダラ活字だけで適当に日記を書いていればいいか。苦手なことはやらないのが一番。