yak shaving life

遠回りこそが最短の道

進撃の巨人最終巻を読んだ(微ネタバレ)

34巻。Kindleで予約してたので勝手にライブラリに入っていた。便利な世の中だなあ。

正直話を覚えてない部分も結構あったし、あれ、伏線全部回収されたっけ…?とか、これなんでだっけ…?的な疑問をある程度抱いたまま終わってしまったが、全体的には良かったと思う。良い終わり方だった。グッドエンディングというよりは、「この世界は残酷だ」というのを最後まで強調したようなエンドだったと思うけど、それでもなお希望はあるという優しさみたいなものを感じた。

とはいえなんか色々わからないし、それこそエヴァばりに作者が何を伝えたいのかメッセージを読み解く必要があるなーと思いつつ、エヴァほど読み込んでないのでなかなかうまく解釈できてないなと思っていたところ、とても良い考察記事(と言って良いかはわからないけど)を見つけた。とても良かった。(語彙力)

改めて考えると本当にすごい漫画だったなあ。第一話の衝撃半端なかったし。パニックホラー的インパクトの強さで話題をかっさらったかと思いきや、謎解きとアドベンチャーと人間vs巨人の熱い戦いで確かな評価を得ながらアニメも大ヒット、そして謎解きが進んだ後には複雑な人間ドラマにシフトしていく、という感じで様々なステージがあって読み応えがあった。特に終盤の伏線回収っぷりは見事の一言。もう一回一巻から読み返したい。買うか悩むな〜。