yak shaving life

遠回りこそが最短の道

未経験にJavaが人気ないらしい

Javaを使っている企業はパワハラが横行しているというツイートが流れてきた。

思わずクスッと笑ってしまったが、未経験者はある程度真に受けてしまいそうな気もする。きっと問題視している人もいるだろうと思って色々見ていると以下のような素晴らしい記事が既に書かれていた。

zenn.dev

この件に関する真面目な見解はもうこの記事を見て貰えば良いだけなので特に言うことはないが、このツイートを見て思ったのはPHPが嫌われてる理由に似ているなーということである。いや、PHPの方はガチでダメな部分もあるとか、環境構築は大変じゃないとか学習コストもそうでもないという違いはあれど、結局のところ、広く使われているかつ敷居が低いのでヤバい案件が大量にあり、苦い経験をした人たちが大量にいるというのが共通していそう。Javaはいい言語だと思います。PHPは…嫌いじゃないよ。うん。

最近はRailsで昔作られたレガシーシステムに苦しんでいるみたいな話もちょいちょい観測するので、あと5年10年したら「未経験にRubyが人気ない」とかになりそうだし、15年後は未経験にGoが人気ないかもしれない。Webの世界は栄枯盛衰、盛者必衰の理でございますな。そう考えると、いかにWeb以外の領域で人気を得られるかが重要なのかもしれない。Pythonとかまさにアレだし。

Javaには組み込みやGUIAndroidやたくさんのライブラリ/ミドルウェアが、Rubyはツール系(Goに置き換えられつつあるが…)や組み込み(mruby)があるしワンライナーやちょっとしたスクリプトにも便利なので、Webの世界が様変わりしてもなくなりはしないだろう。というわけで一番ヤバいのはPHPである。がんばれPHP。負けるなPHPPHP 7ですごく良くなったぞPHP。実行速度とメモリ効率がメキメキ改善されてて素晴らしいぞPHP。最近Union型とかできたらしいしカッコいいぞPHP

個人的にはJava勉強中なのだけど、確かに未経験者には少し難しいかもしれないと思う部分もある。maven/gradleとか、Java 8以降の関数型っぽいAPI群とか。コンパイル言語よりインタプリタ言語の方がとっつきやすいというのもわかる。けどまあ、未経験でRailsやるかSpring Bootやるかにさほど違いはない気がする。とりあえずパワハラされない/しないように気をつけたいと思います。