yak shaving life

遠回りこそが最短の道

達人プログラマーを読んだ

 

なぜ読もうと思ったか

有名な書籍だし前から読みたいと思っていたので。  

どのような本か

達人(Pragmatic)プログラマーになるための心構えやテクニックをまとめた本。内容は精神的なものから具体的な技術プラクティスまで多岐に渡る。

書評というか感想

一言で言うと「このタイミングで読んで良かった」というのが感想。

リーダブルコードやアジャイルサムライ を読んだときと同じように、「ああ、これは名著や…名著なんや…」という感覚はあった。ただ、この本をエンジニア1〜2年目に読んでいたらどうだっただろう。同じように感じられたかどうかは定かでない。

というのも、体感的には「分かる〜」と共感できる内容が七割、「そうか〜なるほどな〜」と勉強になるのが二割、残りの一割は「そうなの?うーむ」と考えさせられるような感じだった。もっと未熟な頃に読んでいれば共感できる割合が減ってなんだかよくわからんなーへーという感じで適当に読み流してしまっていたかもしれない。 

1999年出版のこの書籍は控えめに言っても町有名であり、世界中に影響を与えていると思われるので、僕自身もこれまで学んできたことのうち少なくない部分がこの本に端を発している(は大袈裟かもしれないが)。DRY原則とか。なので「分かる〜」となるのは当たり前なわけです。数年かけてこの本の内容を学んできたようなものなのだから。

初学者が本書を読んで、内容を胸に刻んで、さあがんばろう!となるのもそれはそれでいいとは思うけど、個人的には色々わかってきたこのタイミングで読んだことで本書の素晴らしさをより理解できたという風に感じているので、どちらかというと初学者よりは数年〜くらい経験のある方にオススメです。というか多分、みんな読んだ方がいいと思う。内容に同意できるかどうかは別にして。

思ったより読むの大変だったけど、読んで良かったー。

Twitterのスレッドで適当に感想を垂れ流してみた。効果があったかは不明。いくつかリプライをもらえたのは収穫だった。