タイトル
- 作者:Jim Waldo
- 発売日: 2011/02/24
- メディア: 大型本
Java: The Good Parts
なぜ読もうと思ったか
会社の本棚になんか薄い本があるなと思って読んでみた。
書評というか感想
一言で言うと
実用的ではないけど読み物としては面白い
本の内容
まえがきから引用すると、「本書はJavaという言語のよいところはどこなのか、そしてなぜそこがよいところと言えるのかを、著者の視点で明確にしようという本です。」という本。
型システムや例外、ガベージコレクション、JVM、並行処理と言ったテーマごとに章立てがなされており、それぞれの事柄についての概要や歴史、サンプルコード、何が嬉しいのか等が記載されている。
読んでみてどうだったか
正直、この本を読んだからJavaがうまく書けるようになるということはないと思う。技術書というよりエッセイを読んでいるような気分だった。Javaの様々な機能がなぜ導入されたのか、どのように活用されてきたのか、歴史探訪をしている感じ。僕はプログラミング言語やJavaについてあまり詳しくないので結構楽しく読めた。
あまり良くない点としては、サンプルコードが読みづらい、あるいは意味が分かりづらい(と個人的には感じた)ことと、対象としているJavaのバージョンが低いこと。
実用書を探している人は大人しくEffective Javaを読みましょう。